デジタル署名の長期的な利用とその安全性について
本稿では、デジタル署名を付与した電子文書を実務に利用するための課題として、デジタル署名の長期的な利用の問題を取り上げた。
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本稿では、デジタル署名を付与した電子文書を実務に利用するための課題として、デジタル署名の長期的な利用の問題を取り上げた。
本稿では、現在のインターネット・バンキングの多くで利用されている、SSL、パスワード、乱数表を組み合わせた認証方式にスポットを当てて、考えられる攻撃法について分析した。
信頼性確保には、政府機関や学界による安全性評価と標準化、第三者機関による評価・認定、事故が発生した場合の報告制度が必要である。
新しい金融サービスを金融機関が安全に提供していくためには、情報セキュリティ技術、とりわけ認証技術を有効に活用していくことが不可欠である。
国際標準化機構の金融専門委員会(ISO/TC68)では、金融業務に利用される国際標準を策定している。
金融機関が安全かつ効率的に金融サービスを提供するために、情報セキュリティ技術に対する正確な理解と経験が必要である。
(英語版)日本の金融業界における暗号技術の活用について 日本銀行金融研究所 岩下直行 1. 暗号と金...
この構想は、利用者が暗号化を行うための鍵を寄託しておき、法律執行上の必要があれば捜査当局が利用できるようにする仕組みである。
この寄稿は、1995年6月に、全国地方銀行協会の機関誌「地銀協月報」に掲載された、私の署名入り対外発表論文の処女作である。