こんな記事が流れていました。
デジタル銀行 英国から黒船(日経電子版、2020/2/9 4:30)
この記事で書かれているレポリュートってここですね。
https://www.revolut.com/about-revolut
日本向けのページには、Revolut is coming to Japan とも書いてあります。以前も書きましたが、日本のneobankって20年以上歴史があるのですが、海外進出も国内参入もほぼ事例がないんですよね。もし参入が実現するとなると、どういう展開になるのか、興味深いです。
Wikipediaの同社に関する項目によると、
Revolut Ltd is a UK financial technology company and neobank. Its services include a prepaid debit card (MasterCard or Visa), fee free currency exchange, commission free stock trading, cryptocurrency exchange and peer-to-peer payments.
とありますが、日本では株や暗号資産を取り扱うには別の登録が必要で兼業は難しいでしょうから、とりあえずは送金と外為取引だけのようです。日本でどのくらいニーズがあるのか、KYCも含めてどのような規制対応をするのか、ウォッチしていきたいと思います。
それにしても、日本では銀行と証券と暗号資産はそれぞれ別々の担い手となり、リスクも分かれているのですが、少なくとも英国では、それらが一体となって提供されている事例があるわけです。そのneobankが日本に進出するとなると、取引する側も、規制する側も、新しい環境に対応することが必要になりますね。