ビットコイン、「プチバブル」に警戒 一時8300ドル台 (2019/5/23)
相場は今、足踏み状態ですね。タイムリーな記事だと思います。相場の上昇と同時に、足元の取引金額の増加にも注目です。
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もっと長い時系列でみると、最近の取引金額(下の棒グラフ)の水準は、2017年末から2018年初の大相場の頃の取引金額を上回っています。まあ、この統計もどこまで信用できるかですが、時系列で比較することに意味はあると思います。この取引金額の増え方は、ちょっと異常ですね。私がここ数日、ブログやFBで書いているとおり、Tetherのsupply-drivenな動きのように見えます。
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記事の中では、「地球環境の保護の観点からも持続可能性については慎重に考察すべきだ」というコメントを採用していただきましたが、足元の消費電力もまた60 TWhと、既往ピークである70 TWhに近づきつつあります。現在は、ビットコインのマイニングだけのために、スイス一国に匹敵する電力を消費している状態にあります。最早、地球環境に与える影響は無視できないと言わざるを得ないでしょう。
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