リップル社CEO「仮想通貨プロジェクトの過半数はいずれ消滅する」|淘汰の先にある展望を語る(coinpost.jp)
という見出しが目にとまりました。消滅するということには同意なのですが、「過半数」というのは見通しが甘すぎると思ったからです。こういうのは、原文を確認しないと気が済まない方なので、記事がリンクしていた動画を飛ばし飛ばし見てみました。
この動画です。Ripple CEOのBrad GarlinghouseとPayPal CEOのDan Schulmanのトップ対談という、なかなか豪華な組み合わせ。
ところが、動画の中でBrad は「過半数」じゃなくて「2000もあるコインやトークンの99%は消滅する」と言ってますね(25分目辺り)。「BTC、XRP、ETHがドルを代替するなんて、今後20年は起こりそうもないことだ」とも言ってます。
一方、CoinPostの記事では、「過半数以上は最終的になくなる」とか、「まだまだ時間がかかりそうだ」とか、主張を弱めた表現を使っているのが気になります。別にそんなところで忖度なんかしなくてもいいのに。日本語記事を書いた人は、読者はどうせ英語の動画は見ないと思ってるんでしょう。
私も大体、Brad と同意見です。逆に、2000ものコインやトークンが、将来もずっと生き残ると考えたり、明日にもBTCやXRPが普通にお店で使えるようになると考える方が不思議だと思います。